ブログ上で繰り返し述べているが、オナ禁に限らず、あらゆる努力の途中には、誰もが諦めるという時期「挫折ポイント」が存在する。
人間は楽になることを求める生き物であり、「できることなら辛い努力なんてしたくない」と考えている。
努力の結果が出ない状態が続くと、努力することに飽きてくる。
ここでもういいやと諦めてやめしまうか、それとも諦めずに食らいついて続けるか。
選択によって結果が180度異なるということは、言わずもがなである。
オナ禁の挫折ポイントとリセットの正当化
オナ禁に関していえば、挫折ポイントにいる時、脳はオナニー行為を正当化する様々な理由を探し始めるようになる。
こういう時に限って脳の回転する速度はすさまじく、快楽を得るためにあれもこれもと種々様々な理由が思いつく。
(具体的な正当化の理由は、「オナ禁リセットの理由・正当化・言い訳のリスト」の投稿記事を参照のこと)
この止めどない欲望に対して、「努力は継続することが大切だ」とか「何があっても諦めるな」といった、使われ過ぎて擦り切れてしまったキレイな言葉を言い聞かせただけでは、快楽求めて沸き立った脳を説得するには不十分である。
挫折ポイントにいる時は、努力に対するマインド(考え方・気持ち)を改めて思い起こす必要がある。
挫折ポイントを乗り切るマインド3つ
1.禁欲しようと思った当初の目的を思い出す
「初心忘れるべからず」の精神である。
なぜわざわざ辛い禁欲をしようと決意をしたのか、ここで初心に立ち返ってもう一度思い出してみる。
ここで思い出すのは、「効果が見込めるから」といった抽象的な目的ではなく、「モテるようになりたい」とか「仕事で成果を出して出世したい」といった、具体的な目的である必要がある。
2.努力に失敗(リセット)した時に感じるであろう感情を先取りする
もういいやと自暴自棄になって衝動的にリセットした後に残るのは、ほぼ100%の確率で失敗したという虚無感(虚しさ)だけである。
これを失敗行為に移す前に、徹底的に思い出すようにする。
こうすることにより虚無感を先取りすることにより、失敗行為が回避できる可能性がある。
(もしリセット直後の感情を日記などの文字記録として残していれば、それを行為に移す前に読むと効果的だ。
記録を付けていなければ、今すぐに日々の努力を文字として記録することをおススメする。)
3.効果が出ない期間(倦怠期)は必ず存在すると考える
成功への過程には、必ず倦怠期が存在する。
このことは数々の禁欲の先人達が立証済みである。
これを逆に捉えれば、「倦怠期のない努力をしても、成功が見込めない」ということになる。
倦怠期が訪れたということは、「倦怠期が来た!ということは今オレは成功の過程にいるラッキー!」と考えるべきである。
発想の転換である。