物欲・食欲と性欲との関係 ~インスタント快楽の罠~

目先の利益インスタント快楽(Instant gratification / pleasure)とは、目先にあってすぐに手に入れられる快楽のことである。

インスタント快楽は目先にあり簡単に手に入る反面、その快楽享受の期間が長く継続せず、また快楽を享受した後に後悔を伴うことが多い。

オナ禁などの努力を要することは、目先のインスタント快楽を避けて長期的な利益を取る行為ともいえる。

 

 

(注:この”インスタント快楽”というコトバは私の造語であり、日常において一般的に使われている言葉ではない。)

 

インスタント快楽の例(性欲以外)

オナ禁は性欲に関するインスタント快楽の享受を禁じる行為だが、性欲以外の欲望、たとえば物欲や食欲にもインスタント快楽が数多く存在する。

 

<例>

物欲:節約してるので店に入っても何も買わないつもりだったのに、数量限定という言葉につられてついモノを買ってしまった。

食欲:ダイエット中なのでカフェでコーヒーだけ飲むつもりが、レジの横に陳列されているケーキを見てつい買って食べてしまった。

 

これらはほんの一例であり、他にもインスタント快楽は無数に存在する。

インスタント快楽が存在する理由は、人々のドーパミン分泌を刺激することによりお金を使わせるという企業の戦略である。

上記の物欲の例でいえば、”数量限定”という言葉でもしかしたら今でないと手に入らないかもしれないという感情を煽ることにより、自分に不必要なものであっても物欲を発生させている。

食欲の例でいえば、レジ横に売りたいものを置き視覚や嗅覚を刺激することによって抑えている食欲の増進を促している。

 

物欲や食欲のインスタント快楽に負けるとどうなるか

もちろん「何にお金を使うかは人の勝手」であり、人々がお金を使うことによって経済が回り景気が良くなるのだから、これらの戦略が一概に悪とは言いきれない。

しかし意思力の観点から考えると、こういったインスタント快楽に出くわす度に物欲や食欲に負けて買ったり食べたりすると、性欲を抑える力も一緒に弱まってしまう。

物欲・食欲と性欲は、欲望同士、脳内で密接に繋がっている。

「物欲や食欲は抑えられるが、性欲は抑えられない」ということは通常起こりにくい。

欲しいと思った物を買い、食べたいと思った物を食べ、抜きたいと思った時に抜く”というのが、人間が本来持っている欲望の仕組みである。

 

オナ禁継続のコツ:世の中にあるインスタント快楽を認識する

オナ禁継続の観点から考えると、世の中に溢れている物欲と食欲のインスタント快楽をきちんと認識し避けることができれば、結果として性欲の制御もしやすくなる。

「どうすれば人々にお金を使わせることができるか」というのは、企業の利益獲得戦略の観点から研究し尽くされている。

それを逆手に取り、上記例のような企業が仕掛けるインスタント快楽の例をたくさん知っておくと、それらを実際に目にした時や状況に遭遇した時、「これはインスタント快楽だ」と気が付くようになる。

インスタント快楽の存在に気がつくことができれば、物欲や食欲に不必要に負けることを避けられるはずである。

目先の快楽を我慢するというのは、何も性欲に限った話ではないのである。

 

 

 

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