自己改善のコツ:批評家にならない

見下し禁止誰しも子どもの頃に、お父さんやお母さんからこのように怒られたことがあることだろう。

「誰かの悪口を言ってはいけません!」

ところが、大人になってもこれを忠実に守れる人は少数派だ。

人は誰かを批判するのが大好きな生き物である。

「飲み会で盛り上がる話題は、誰かの批判や悪口である」とよく言われる。

 

 

批判するのは簡単、実行することは(極めて)難しい

「俺はヒトを批判したり悪口言ったりしないよ」

そう思う人もいることだろう。

ところが怖いもので、そう思っている人ほど、知らず知らずのうちに悪口を言っているものである。

 

これについて、良い例がある。

サッカーのワールドカップの時期になると、あちこちの飲み屋で、

「〇〇(代表選手名)はダメだね~決定的な場面でシュート外してばっかりだし。あの場面なら俺でもシュートを入れられるよ。」

こういった類の、サッカー代表選手の批評会があちこちで開かれている。

 

こういう発言ができる権利があるのは、批判する対象の人と同じ土俵に立っている人だけである。

(この例でいえば、同じサッカー代表選手やOB、監督・コーチなどその業界のプロにいる人が該当する)

こういう声を聞くたび、私はとても不思議に思う。

「では、あなたがその場に立ったとしたら、本当にシュートを入れられるのか?」と。

 

何事も、言う(批判する)のは簡単だが、実際に行うことはとても難しい。

ワールドカップのサッカーでいえば、選手は日本中の期待を一身に背負っており、そのプレッシャーは想像を絶するものだろう。

簡単に批判する人は、やったこともないのにそのプレッシャーの重みが分かるのだろうか?

経験したことがないのに経験したことがあるように語るのは、非常にカッコ悪い。

そしてカッコ悪いということに、言っている本人は気が付いていないものである。

誰かを批判するということは、「誰かを批判することで、自分を大きく見せたい」という意識が裏にあるのだろう。

だが皮肉なことに、批判することで反って自分が小さく見えてしまう結果となっている。

 

私の周りを見ても、皆が認める人望のある友人は、人前で批判や悪口をほとんど口にしない。

私もその人望のある友人を見習っている。

自己改善を目指すうえで、有名人も含めて誰かの批判を口にせず、称賛のみを口にするように常に気を付けているようにしている。

それでも何かを言った後、結果として誰かの批判や悪口だったということがよくある。

その度に「しまった!」と思うとともに、悪口は本当に気が付かないものだと痛感する。

(そして残念なことに、この記事の内容も、”サッカー選手を簡単に批判する人に対する”悪口となっている。堂々巡りだが)

 

自分を高めるためには、やったこともないのに口だけは大きいといった、”批評家”になってはいけない。

言うは易し、行うは難し」である。

 

 

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