つい先月のこと、私は仕事の疲れもあってか、猛烈にムラムラしていた。
エロ動画を見たいとかオナニーしたいとは微塵も思わなかったが、とにかく現実の女の子とエロいことをしたい気持ちでいっぱいだった。
ところが、そんな女の子は簡単には現れない。
久しぶりに風俗にでも行こうかと思った矢先だった。
ふとスマホでメールを見てみると、普段聞いているオーディオブックのFebeから、とあるメールが来ていた。
メールのタイトルは、「英語が効率的に勉強できる方法」
よくある広告文句だ。
もしムラムラしていなかったら、メールの内容も読まずに削除していただろう。
ところが、このムラムラしていた時は、なぜだか何の変哲もないこのメールの内容が気になってしまった。
メールを開けてみたところ、内容はNHKラジオでやっている「実践ビジネス英語」を月額800円で4週間分が聞けるというものだった。
ふと、次のようなことが頭をよぎった。
「ちょっと待てよ。風俗で数万円もかけて一時の性欲を満たすだけにお金を使うくらいなら、こっちにお金を使ったほうがいいのでは?」
そして、試しにこのNHK英語のオーディオブックを購読してみることにした。
自分に合わなければ解約すればいいだけだし、費用は1カ月当たり800円。
もしラジオ内容が微妙だったとしても、全然痛くないと思った。
オーディオブックのデータ購入後・・・
なんと、驚くべき出来事が起きた。
ダウンロードした英語のレッスンを聞き出すと、英語を勉強する勢いが全く止まらなくなった。
これはこの英語ラジオの内容が良かったからとか、そういった内容云々の理由ではない。
どこからやる気が湧き出てくるのかわからなかったが、心の底から体の全身に至るまで、英語勉強のやる気に満ち溢れてきたのである。
その後はというと、気が狂ったかのように猛烈な勢いで英語を勉強し始めた。
知らない英単語や英語の言い回しを覚えるのが面白くてしょうがない。
もともと英語を学習する習慣はあったのだが、毎朝30分程度の勉強をするだけだった。
それが、朝だけでなく昼も仕事の合間や休憩時間、帰宅時の徒歩での移動時間中にまでイヤホンを付けて英語を聞くようになった。
さらに、ラジオだけだと内容の理解が不十分だと感じたので、本屋に行ってNHKの実践ビジネス英語のテキストを2ヶ月分購入(約500円×2冊)し、その熟読も始めた。
何度も繰り返し言うが、自分でも驚くくらいの没頭っぷりである。
気が付けば風俗の事はすっかり忘れていた。
これが「性エネルギーの転換 “Sexual Energy Transmutation”」と呼ばれるものだろう。
ちなみにこのブログを書いている今でも、英語の勉強はハイペースを保ったまま継続している。
体内に溜まった性のエネルギー(別名「エロパワー」)を性行為等で解消するのではなく、何か別の建設的な物事に向けてエネルギーを転換すると、爆発的な勢いとスピードでその物事を消化できるようになる。
また、手を動かすことによってやる気が出るという、脳の「側坐核(そくざかく)」に対する刺激も、勉強に没頭した原因として挙げられるだろう。
ふとしたきっかけで行動に移す(この例でいえば英語に関するオーディオブックデータとテキストの購入)ことによって、やる気に火がつく。
試しでも何でも、まずは行動してみるものだと思った。
私の場合、今のところ性エネルギーの転換先は英語の学習(+このブログの執筆)に限定されているが、溜まった性エネルギーをどんなことに対してもうまく転換できる人は、世の中で成功できる可能性が高くなるのだろう。
”アメリカ成功哲学の祖”と呼ばれるナポレオン・ヒルの言葉を要約すると、
「性欲は人間が持つ最も強いエネルギーであり、成功者は性エネルギーを何か建設的なことに転換することに長けている」のである。
この性エネルギーの転換をうまく使いこなせるようになれば、絶対に最強になれる。
そう確信した出来事だった。
私は、とある国で、とある創造的な仕事をしています。
創造力を発揮するには生命力(精子)が必要です。
仕事のみならず不安や苦悩、葛藤で溢れている
今の人生を生きて行くには生命力(精子)が必要です。
さおけんさんの文章には毎回説得力があります。
ご存知でしょうか?
さおけんさんのうしろ姿には光が差しています。
>Elijahさん
文章を褒めていいただき、ありがとうございます。
Elijahさんは創造的な仕事をされているのですか。
私の仕事は決められたことをやるだけの単調なことが多いので、クリエイティブな仕事に憧れます。
もし私の髪が全部なくなれば、頭が光ってしまいます。。