オナニーを抑制することによる「苦痛回避行動」の経験談

「やりたいと思うことをやらない(やれない)」という状態にあると、イライラやストレスなどの精神的な痛み(苦痛)が起きる。

今までやっていたオナニーを突然止めると、オナニー以外にも、次のようなことがしたくなることがあると思う。

  • 甘いものやお菓子が食べたくなる
  • ずっと止めていたタバコが吸いたくなる
  • 買い物がしたくなる




苦痛回避行動の悪い例(体験談)

私はオナ禁を初めてやってからしばらく経った頃、「服の買い物がやめられなくなった」という経験をした。

実際にあまり服を欲しいと感じていなくても、ついついアパレル店に行っては、服を買っていた。

これは”良い服を着て女の子にモテたい”とか、”アパレル店の女の子と仲良くなりたい”といったヨコシマな気持ちがあったことも理由だろう。

だが、科学的な観点から言える一番の理由は、コレだ。

「買い物をしてお金を使うことで、オナ禁により得られなくなったオナニーの快楽の埋め合わせをしていた」

 

この、ある行動を止めたことによる別の行動を専門的にいうと、「苦痛回避行動」と呼ぶらしい。(習慣化コンサルタントの古川武士氏の書籍「やめる習慣」より)

ある快楽が得られなくなったことにより発生した苦痛を別の快楽行動によって紛らわせている。

買い物をすると、脳内でドーパミンがどぱーっと出る。(←ギャグではない)

お金を使って物を手に入れたという所有感で、幸福感が得られる。

対応してくれた店員の女の子にも喜ばれる。

一見すると、みんなハッピーハッピーなように見えるかもしれない。

 

しかし、この所有感という幸福感はまったく長続きしなかった。

幸福感の後には、要らない服と後悔の念だけがあった。

「また来てくださいね♪」といったアパレル店のオシャレ女子の爽やかな笑顔はもらっても、そのオシャレ女子とこれといった進展もなく。

ボロボロの汚れた布みたいな服を店員さんによくしてくれたからと仲良くなったからと9000円出して買って、一度も着ることもなく捨てたこともあった。

 

「これじゃあオナニーと全く変わらないじゃないか」

・・と気が付いたのは、オナ禁のモテ効果を意識することを止めた時だったように思う。

この買い物行動は、お金が無くなる分、オナニーよりタチが悪いかもしれない。

 

これは脱オタする場合など、自分を変えるために良い服を買うことを否定するものではなく、むしろそれはモテるためには推奨すべきものだと思う。

だが、昔の私のように、服を買うこと自体が喜びになったらとても危険である。

これが行き過ぎると、オナニーとは別の依存症、いわゆる”買い物依存症”へまっしぐら。

 

私の周りの友人で似たような経験談としては、禁煙にチャレンジしていたやつが、タバコのない生活で口の中が寂しくなって、常にお菓子のボリボリ食べてしまうクセがやめられくなっていた。

これも「苦痛回避行動の悪例」であり、禁煙をしているのにお菓子の食べ過ぎでかえって不健康になってしまうという、本末転倒な結果となっている。

 

「苦痛回避行動」の好例

服を買うことの所有感で本当の満足は得られない。

そう気づいた私は、服を買うのを一切やめた。

そして、今まで服に使っていたお金を書籍やランニングウェアなどに使うことに変えた。

苦痛回避行動は、不必要な服の買い物のような”悪い行動”ではなく、将来の自分のための”良い行動”をするべきである。

オナニーをしていた時間を運動や勉強などの自己改善に充てることは、典型的な良い行動だ。

運動や勉強は服ほどにお金がかからないし、何よりも健康になり知識もついて将来の自分のためになる。

 

こういった自己改善は最初は効果が出ないので、逆に苦痛を感じてしまうのが難点である。

正確に言えば、最初のうちは「苦痛を回避する行動」にはならない。

だが運動や勉強を根気よく続けることによって、だんだんと苦痛と感じなくなるはずである。

オシャレアパレル女子店員の爽やかな笑みに騙されてはならない。

 




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