禁欲成功のひとつの目安:先頭(矢面)に立つ勇気がある

他の誰かが手を上げるのをじっと待っているのか、それとも、自ら率先して手を上げるか。

矢面に立って、あらゆる方向からの矢を受けることができるか。

これほど「言うは易し、行うは難し」ということはないと思っている。

今の私であっても、これを簡単にできそうもない。



 

”テストステロンの高すぎる人”の提案

話は少し飛ぶが、前の記事で、「テストステロンの高すぎる人」という記事を書いた。

 

 

この記事に登場した一人(Aさん・40代後半)から私に、次のような話を持ち出されたことがある。

 

Aさん「さおけんお前、オレが設立する会社の代表にならないか?」

 

これは私の能力が認められたといったような、次元の低い自慢話をしているのではない。

Aさんからこの話を聞いた時、私に嬉しさといったものは一切なく、ものすごく疑問に思ったことがあった。

それは、”なぜ、私よりもはるかに経験値も能力も高いAさんが、会社の代表にならないのか”ということだ。

 

その理由を聞いてみたところ・・

Aさん「昔に手を出した女の旦那が少し怖い系のヒトで、オレが公に出るとその人につけ回されるかもしれない」

とのこと。。

 

つまるところ、Aさんは新会社の運営において私の能力を買ったのではなく、自分の保身のために都合よく私を利用したいだけだった。

(ちなみに、ビジネスにおいて「形だけ代表」というのは良くある話。

表向きの代表者とは別の違う人が、裏で事業を牛耳っているという状態である。)

 

私は、Aさんからのこの代表の誘いの話をはぐらかして受け流した。

 

人はイザという時に本性が現れる

いくら普段のテストステロンが高い人であっても、”イザ”という時にはその人の本性が現れるものだと思った。

たとえば、何か問題が起きた時や都合の悪いことが起きた時に、すぐに尻尾を巻いて逃げ出すような。

 

もちろん、私はAさんから多大な良い影響を受けたので、悪口を言うつもりはあまりない。

Aさんは仕事では猛獣のような勢いがあったが、プライベートでは手を出した女の旦那を恐れているだなんて、人間らしくて可愛らしいところもある(失礼)・・・ということに、少し安心した。

あらゆる人には、良い面もあれば、悪い面もあるということだろう。

良い面は大いに見習い、悪い面は反面教師にすればいいだけ。

 

禁欲によるメンタル面強化の確認方法

「禁欲するとメンタル面が強化される」

とはよく言われる。

このメンタル面の力を確認する方法として、一つの目安になることはこれだ。

 

「自分のこれからすることや過去にしたことに、きちんと責任が取れるかどうか」

 

つまり、苦しい時に逃げ出さずに矢面に立つことができるかどうかだ。

 

何もかもが順風満帆なら、禁欲の有無はあまり関係ない。

だが何かの問題が起きた時、禁欲の真の力が問われることになる。

その発生した問題から、目を背けずに対応できるかどうか。

「それは私の責任ではない」「私には関係ない」と言って逃げる人は、少なからずいる。

困難に立ち向かい、その苦しさを乗り越えると、周囲からの信頼も得られるのだろう。

 

ちなみに私の場合、Aさんの仕事話を暗に断っている時点で、私も臆病な者のうちの一人かもしれない。

迫りくる矢を体で受けた弁慶にはなれそうもない。

 

 




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