スランプになった話とスランプから脱却した方法

私はスランプだった。

ブログの更新や英語の学習のことではない。

スランプの内容、それは、ランニングである。

 

 




やりたくない理由は後付け

最近の私は、ランニングをする回数が見る見るうちに減っていた。

1年前の手帳を見ると、平均して1週間に3回は、仕事の後か休日の夜に走りに行っていた。

それが約3週間ものあいだ、まるまる走っていなかった。

「走らなきゃ」とは思っていた。

だがそう思うたび、次のようなことを考えては、走りに行っていなかった。

  • 「仕事で疲れてお腹も空いてるから、走ったら途中で倒れるかもしれない。」
  • 「今夜は寒いから、走りに行ったら体調を崩す。」
  • 「明日朝は早く起きなければならないから、もし前日に走ったら疲労で起きられないかもしれない。」
  • 「雨が降り出しそう、雨に濡れたら風邪を引く。」

 

違う!

これらの理由に合理性なんてまったくない。

すべて後付けの理由ばかりだ。

走りに行かなかった本当の理由は、

 

「走りに行きたくない。しんどいから。家でゴロゴロしてゆっくりしたい。」

 

ただこれだけ。

この「走りたくないからゆっくり休みたい」という目的が先にあって、この目的を達成するために、後から走らなくて良いようないろんな理由を付け加えているだけ。

 

この私のランニングに行きたくない病を他のことに例えよう。

いきなりだが、意中の女の子に、今度遊びに行かないかというデートに誘ったとしよう。

その時、その女の子から、

「その日は〇〇ちゃんと会うから空いていない。次の機会にしましょ?」

このように言われて断られたとしよう。

これは、十中八九、忙しいからデートを断られたのではない。

残念ながらその子は「デートに行きたくない」と思っているだけ。

もし本当にデートに行きたいと感じたならば、忙しい予定の合間に会う等、なんとしても都合を付けるし、それでも時間が取れそうにないならば、具体的な別の日の代替案を示すだろう。

 

デートに誘われたその子の心の中は、このようになっている。

「この人とはデートに行きたくないな・・」

→「だから、どうやって理由を付けて断ろうか?」

 

 

負のスパイラルからの脱却法

・・・上記のデートに断られた話は、私の過去の実話である。

思い出すと悲しすぎるので、話題をランニングに戻そう。

 

私の場合のランニングスランプは、

「走りに行きたくない」

→「だから、走らないほうが良いという合理的な理由を考えよう」

となっていた。

もし本当に走りたいと思っているのならば、多少しんどくても走るし、お腹が空いてるなら腹を満たしてから行けばいいし、雨が降りそうなら雨対策をして走るだろう。

実際に、雨の中を完全防備して走っている人は見かける。

それは、心の底から走りたいと思っていることに他ならない。

 

そんな精神が強靭的なお方とは対照的に、私は自分に言い訳して約3週間も走っていなかった。

走りたくないから、走らなくてもいい理由を考えていた。そしてその理由を正当化する。

完全に負のスパイラルだ。

一度こういった負のスパイラルに陥ると、なかなか抜け出すことができない。

自分に都合の良い”やらない言い訳”を考えては、ズルズルとやることを先延ばしにすることになる。

 

そんなランニングのスランプに陥っていた私だが、見事、脱却することができた。

その方法はこれだ。

  • とにかくランニングウェアに着替える
  • → 外に出る
  • → 歩く
  • → 途中で止まっても良いから走る

 

これらをした結果、無事に5.5キロの距離を走り抜くことができた。

走り終わった時の達成感と爽快感は、言葉にできなかった。

「着替えて良かった。外に出て良かった。走ってよかった。」と思った。

 

やる気が感じなくても、体になんらかの動きを加えれば、脳は徐々にやる気を出す。

このやる気を出す脳の部分は、側坐核(そくざかく)と呼ばれている。

これは勉強でも同じ。

勉強のやる気が出なくても、まずは本を1ページ開く。

そこから始まる。

 

スランプからの脱出法まとめ

負のスパイラルから抜け出すには、

「やる気が起きなくても、とにかく少しでも行動すること」

これしかない。

やっていくうちに、良い方向に続けることができるようになるだろう。

私の約3週間のランニング・スランプからの脱却が、このことを立証した。

意中の女の子の心の中は、自分では変えようがないかもしれない。

だが、自分の心の中は、自分の気持ちと行動次第で変えることができる

スランプになった話とスランプから脱却した方法」への2件のフィードバック

  1. 行動を起こすにはどうしたらよいか?と考えた際に、アクセルを踏む方法ばかり目を向けがちですが、
    まずは、知らず知らずのうちに踏みっぱなしだったブレーキ(=やらない言い訳)から足を離す方法が
    先ということですね。
    ブレーキを徐々に離して、AT車のクリープ現象のようにスーッと動き出すイメージで行動していきたいですね。

    1. >くわもんさん
      アクセルとブレーキの車の話は、とてもわかりやすくて良い喩えをされますね。まさにその通りだと思います。
      この時の私は運よくランニングに成功しましたが、もしこの時に走られなかったとしても、「ウェアに着替えて外に出た」という行動自体に意義があると思います。
      ブレーキを離すまで(つまり、やらない言い訳をしないで行動に移すこと)が一番大変なことだと思いました。

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