欲望とは自分の中の「弱い」部分 ~短期利益と長期利益~

誰だって楽(らく)をして生きたい。

気持ち良く感じることだけをして生きていきたい。

自分が快感に感じることだけをしているとすれば、イライラやストレスが溜まることはないし、イヤな思いをすることもない。

では、なぜ辛くてイライラやストレスが溜まる禁欲をわざわざするのか?




短期利益 vs 長期利益

楽に感じる物、やれば気持ちが向上する物というのは、たいてい、体に悪い物が多い。

甘い物や脂身が多くてカロリーの高い食べ物、お酒、タバコ、自慰。

これを短期利益(instant gratification)と呼ぶ。

これら短期利益をやっている時だけは気持ち良く感じるかもしれないが、後になってから次のような反動が来る。

  • 体のだるさ
  • イライラ感
  • 倦怠感
  • うまくいかないことに対するストレス
  • 不健康

 

短期利益ばかりを追求していると、結局のところ後になってから「簡単に手に入る気持ちよさを得たことの代償」を払うハメになる。

これは、短期利益を得たことによる罰だろう。

 

一方で、長期利益(delayed gratification)の典型である努力を続けることは、はっきり言ってしんどい。

運動や筋トレ、勉強にオナ禁。。

だけどその努力が実った時は、そのしんどいこと、しんどかった経験を上回る快感(気持ちよさ)が得られる。

 

 

短期利益と長期利益を同時に手に入れることはできない

短期利益と長期利益、これらの利益を両方とも同時に手に入れることはできない。

なぜならば、手を伸ばせば簡単に手に入る快楽ばかりを貪っていると、長期的な利益を得るための思考がなくなり努力をしなくなるからである。

もし宝くじや遺産相続などで意図せずして大量のお金を手にしたとすれば、、将来のために勉強や仕事をがんばろうとする気持ちも薄くなる。

短期利益の追求ばかりをしてしまうだろう。

また、遊んでばかりいて努力をしなかったことの代償は、かなり後になってから訪れる。

たとえば、歳を取ってから転職の面接に落とされ続け、

「若い時に遊んでないでもっと勉強しておけば良かった」

と思っても、時は既に遅い。

そのような人が私の周りに何人かいる。

 

欲望というのは、自分の中にある自分の「弱い」部分である。

その自分の中の「弱い」部分に直接的に真剣に向き合うのが、禁欲であり、努力である。

 

 

自分の中の「弱い部分」に負けて、今、気持ちよくなるのか。

それとも、将来に気持ちよくなりたいから、今をガマンをするのか。

どちらを取るかは、その人の人生。

 




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