願望を持ってから叶うまでのプロセス経験談 その1

巷にあふれかえっている、いわゆる”願いが叶う本”には、

「夢は願望形(~したい、~になりたい)ではなく、断定形(~をする、~になる)で思うこと

本によって表現の違いはあれども、どれも似たようなことが書いてある。

だが、願望を書いてから実際に叶うまでの具体的なプロセスについては、そういった本ではあまり触れられていないことが多い。

ここでは、私が願望を持ってから実際にその願望が叶うまでの過程(プロセス)について述べたいと思う。



願望は断定形である必要はない

繰り返しになるが、

「夢をかなえるためには、断定形(~する、~になる)と思うこと」

夢は断定形。

これが成功本の王道。

私はその通りだと思いながらも、あまり従わずに無視していた。

つまり、願望を願望形(=~になりたい)のままで残し、断定形(=~になる)では考えていなかった。

私が断定形を無視していたことには、2つ理由がある。

 

1.「〇〇のようになりたい」と願うことは、願望実現の考え方としてはごく自然の流れ

  • 「ミュージシャンになりたい
  • 「芸能人になりたい
  • 「起業して会社を上場させたい
  • 「異性にモテモテになりたい

 

すべて願望形(~したい)。

普通は、まだ叶っていないからこそ、will be(断定形) ではなく、want(願望形)として夢を思い浮かべる。

この方法のほうが一番自然に願望が出てくるし、数多くの色々な案を思い浮かべることができる。

色々な選択肢の中で、一番叶いそうなものを選べばいいだけ。

 

もしここで断定形で考えてしまうと、夢の選択肢がかなり限られてしまう。

「オレはミュージシャンになる!」

→「楽器も持ってないし歌も下手なのになれるわけがない

即座に脳が願望を否定し、その夢は実現しないまま終了。

断定形は願望形よりも力強いが、その分だけ否定する力も強い。

 

2.「断定形=夢は叶う」という勘違い

もう一つの理由として、本を鵜呑みにして「断定形にした夢は必ず叶う」という錯覚をしてしまうことがある。

このように錯覚をしてしまうと、夢をかなえるための努力が疎かとなってしまう。

「怠けていたって、断定形で願望を常に考えているんだから絶対に叶うはずだ」みたいな。

 

私は実際にそう考えている人を見たことがある。

その人も、私と同じ海外志向があった。

その人は、

「オレは海外に行って仕事するから。(=だからもうここには用はない)」

と、常にこう周りに”断言”していた。

だが私がこのセリフを最初に聞いてからすでに2年ほど経ったが、その人は一向に海外に行く気配がなかった。

その人はそれでも「海外に行く」という強気な姿勢を崩さない。

 

これは、つまるところ、有言不実行

さらには、「海外に行くと言っているオレ格好良い」という、一種の自己顕示欲

「有言不実行」に、「自己顕示欲」。

これらは願望の実現にジャマなものばかり。

海外に行く行くと言いながら一向に行動に起こさないその人を見て、私は自分の夢を断定形で考えることをやめた。

断定形で考えても、夢は叶うとは限らない。

それどころか、逆に夢を遠ざける可能性すらある。

言動よりも、行動を起こすかどうかがすべて。

 

そして、私は夢を願望形で思い続けていていて、そのうちの一つが叶った。

(その2へ続く)