禁欲継続のコツ:欲望を忘れるまで続ける

最近の私は、禁欲が続いているものの、「禁欲して何かを得たい」と思うような気持ちがほとんどない。

禁欲から得られているものを強いて言うとすれば、朝起きの良さと肌の調子、そして頭の回転の速さだろうか。

禁欲から得られるものは、全て得られ尽くしたような感じがする。

この状態を言い換えれば、「禁欲の限界または頭打ちの状態」ともいえる。




 

禁欲と英語学習の共通点 ~できるまで続ける~

もちろん、これは禁欲を否定しているわけではない。

日常生活において、禁欲が完全に通常の状態となっているというだけである。

 

ただし、禁欲を自分のベースにしながらも、英語や仕事に関する知識の吸収は常に怠っていない。

もし禁欲していなかったとしたら、それら知識の吸収率は極端に悪くなることだろう。

勉強も苦痛に感じることは少なくなり、禁欲と同じように日常化している。

 

そんな私の英語力は、よほどの早口や訛が強くない限り、たいていの英語は聞き取れるようになっていし、こちらの大まかな意思も英語で相手に伝えられるようになった。

だがそれよりも何よりも大きな収穫は、

外国人を前にして「英語が通じなかったらどうしよう?」と考えて黙りこくっていた過去の自分は今はもういないということである。

 

外国人の前にした会議となると、何でもいいから思いついた事を適当にしゃべっている自分がいる。

もちろん、適当に何かをしゃべっているもんだから、相手から「ソーリー?」と聞き返されることもあるが、その時は「ネバーマインド」と答えて相手に自分の話したことを流してもらうだけ。

これは大きな進歩だと感じた。

 

また、日本語なまりの英語でも全く問題ないということもよくわかった。

aもtheの使い方の違いも、LとR、BとVなどの発音の違いもほとんど無視して、カタカナ読みの抑揚なしの英語で突き進んでいる。

これでなんとかなってきたし、英語を話すことの恥の概念もなくなってきた。

なにせ、世界のほとんど、イギリスとアメリカ以外では、相手にとっても英語が外国語である。

それぞれ自国語の訛があり、たとえば東南アジア圏では、rの発音を「ル」とはっきり発音する傾向があるし、3のthreeなんかは「トゥルルルリー」と強烈な巻き舌の場合もある。

訛だらけの英語であったとしても、何でも良いから話してひたすら突き進むというのが、英語上達の近道なのだろう。

 

過去の自分である「英語を話すのが怖くて尻込みしていた」という状態は、禁欲が続かなかった時の自分とよく似ている。

続かないのには、きちんとした訳がある。

それは、ある程度できるようになるまで続けていないからである。

英語も禁欲もまったく同じで、続けていさえいればいつかは必ず道が開けるということがわかった。

 

私の場合、禁欲の継続があまり苦労なくできるようになったのは、始めてから3~4年後くらい。

英語の場合は禁欲よりももうちょっと時間がかかって、5~6年くらい。

ある程度できるようになるまでは、いずれも、リセットしたり外人の前で恥をかいたりでつまづいてはまた立ち直る。

ただひたすらこれの繰り返し。

そして失敗と継続を繰り返していたら、気が付けば欲望を忘れていたり、あまり苦労もなく英語で言いたいことが言えていたりしていた。

(私の場合、年数だけ見ると、難易度で言えば「禁欲 < 英語」だった)

 

慢心は禁物

ただし禁欲に関して絶対に忘れてはならないのは、「積み上げるのには大変な労力と時間がかかっても、崩れる時は一瞬」ということだ。

どんなに社会的に優秀な人であっても、もし犯罪を犯せば単なる前科持ちの社会脱落者になるだけ。

過去の苦労も、水の泡のように消える。

 

禁欲が当たり前になっても、過去に苦労したことだけは絶対に忘れてはならないと思う。

ところが、一度覚えた英語表現を忘れることはなくても、禁欲の大切さは何かの拍子で簡単に忘れてしまう。

欲望の力は、それほど甘くはない。

長い禁欲期間によって、欲望は心の奥底に鳴りを潜めているだけ。

甘い罠はどこに潜んでいるかは誰にもわからない。




禁欲継続のコツ:欲望を忘れるまで続ける」への2件のフィードバック

  1. さおけんさん、いつも見させていただいています。
    今回が初めてコメントになります。
    非常に申し上げにくいのですが、最後から遡って3行目は手鳴りを潜めるではなく鳴りを潜めるではないかと思います。。
    いつも参考になるブログありがとうございます!
    これからも、頑張っていって下さい!

    1. >迷える子羊さん
      いつも当ブログを見ていただき、また誤字を指摘していただきありがとうございます。
      修正したしました。
      これからも見に来ていただけると嬉しいです。

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