禁欲パワー(火事場のクソ力)の体験談

人間というもの、追い込まれればなんとしてでもやるもの。

逆に、どうしてもやる必要が無ければ、やらない。

もしやらなければ、そのまま、まっ逆さまに落ちていくだけ(つまり死ぬだけ)。




 

未知なる力(火事場のクソ力)の体験談

このいわゆる「火事場のクソ力」というものは、決してバカにできない。

私はこの間、社内において、

「今から1時間後に外国のお客さん3人との会議があるからよろしく♪」

・・・と、上司から突然プレゼンを要求されたことあった。

この会議、私はまったくのノーマークだった。

いや、突然というよりも、ただ単に外国からお客さんが複数来ているという事を把握していなかった自分のミスだった。

 

この会議までの1時間、この会議以外のことは何も考えられなかった。

脳をフル回転させ、プレゼンの内容を考えた。

参考になる資料も、助けになりそうな人も、何も無し。

 

結局、練習も何もしてない状態で本番の会議を向かえることになった。

声が震えて自分でも何をしゃべっているのかよくわからなかったが、何かを必死になってしゃべったということは覚えている。

そうこうしているうちに30分ほどの会議が終わり、気が付けば、参加者から握手を求められていた。

どうやらうまくいったらしい。

 

追い込まれた時は、心臓が爆発しそうなくらいにドキドキしていた。

そのドキドキに追い立てられながら実施することには、ものすごい力を生んでいる。

この経験から、人間には自分の知らない力が眠っているという事を知ることができた。

 

未知なる力を発揮できる瞬間

この力は普段は完全に眠っているため、本当に追い込まれないと発揮されない。

私には経験がないが、生きるか死ぬかの戦場に立っている兵士は全神経を限界にまで研ぎ澄ませているはず。

そうしないと、敵に打たれて死んでしまうからだ。

死の淵に立たされると、なんとかして生きようと普段は眠っている力が掘り起こされる。

火事場に取り残されてこのままだと死んでしまうと感じた時、脳は普段は使っていない100%の力を使い、火に覆われて倒れた柱を持ち上げる力をもたらしてくれる。

 

平和な日本で、ブラックでない会社員をしていても、死ぬという事はまずない。

だが、何かの失敗して恥をかくということは数多くあるだろう。

今回の突然の英語の会議で、上司から依頼されて失敗できない状況に陥った時、会議までの1時間の間に戦場に立つ兵士のごとく神経を研ぎ澄ませる経験をすることになった。

この間に何を考えていたのかはほとんんど覚えていないが、追い込まれれば、普段はしていないことだってやるのだ。

逆に言えば、追い込まれないとやらない。

禁欲だって、何のためにやっているのかわかっていないと続かない。

「禁欲が続かない」という嘆いている人は、きっと、追い込まれた経験がないだけなのだ。

これだっておそらく同じことだろう。

 

ただ、この英語会議が終わった後、死んだようにぐったりとした。

脳100%フル回転の後遺症だろう。

もう追い込まれるのはイヤなので、次からはスケジュールをきっちりと確認しておこうと思う。

 




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