節制にミラクルは無い ~ホーソン効果~

節制にミラクルは無い

これは私の考えだ。

いくら節制しても、劇的な効果などは期待できない。

かといって、ヒトは節制をしないとどこまでも堕落していく。

一見するとジレンマのようにも見える。

だけど実のところは違う。




 

節制にミラクルは無い

まずは「節制にミラクルは無い」という点について説明したい。

節制の代表的なものとしては、禁煙(=タバコを止めること)がある。

 

この「タバコを止めることで得られる効果」というは、一般的にはだいたい次のようなもの。

  1. 食事がおいしく感じるようになる
  2. 喫煙場所を探す必要がなくなる
  3. タバコを買うお金がいらなくなる
  4. がんなどの病気になりにくくなる
  5. 服がタバコ臭くなくなる
  6. 家族や同居人にとって受動喫煙のリスクがなくなる
  7. タバコを吸わない異性から恋愛対象としてみられる可能性が高くなる など

 

禁煙にはこういったいろんな効果がある。

すばらしい効果ばかりだが、いずれも”ミラクル”と呼ぶには程遠い。

そもそも、みんな未成年の子供のころは誰もタバコを吸わなかったはず(不良以外は・・)

タバコをやめたところで、奇跡は起きない、

マイナスからゼロに戻るというだけというだけ。

上記の効果は、タバコを吸わない人からすればミラクルでも何でもなく当たり前のように享受していることばかり。

 

本人が感動してるのは単なるタバコの害だったと、ただそれだけのこと。

「大人の味を全く知らなかった子供のころに(少しだけ)戻る」

という、ただこれだけのこと。

 

節制とホーソン効果

「タバコを止めてもミラクル起きないなら、吸って人生楽しんだほうがいいのではないか?」

そういう意見もあるし否定しない。ご自由に。

 

ただ、節制したほうが節制しないよりもより良い人生が送れると私は思っている。

これはホーソン実験(ホーソン効果)でも実証されていることだが、

ホーソン効果とは、アメリカのシカゴにあったホーソン工場で行われた実験がネタとなっている。

ホーソン工場の稼働効率性を挙げるために様々な策を講じたところ、結果として稼働効率性が上がった。

だが、具体的に何がその効率性を挙げているのかは、結局最後までわからなかった。

 

「厳密に何が効果があったかはわからないけど、色々な事をやっていたら効果が出た

 

これがホーソン効果の結論だ。

 

何かを節制することは工場稼働効率性とは違うように見えるか、具体的にどれがどのような効果があったというところまで追究する必要はないと私は思っている。

要は、「節制することで結果として人生が楽しくなればいい」のだから。

 

「とにかくいろいろな事を試してみる。並行してやってみる。そして続ける。」

 

これだけで、何かしらの効果があるだろう。

このブログも書いているうちに、自分の生活においていろいろな場面で役に立っている。

「この方法が直接的にこの役に立っている!」・・・というものは実は無い。

ホーソン効果を考えてみれば、身体や日常生活に良いと思われる物事は、何も考えず、なんでもやってみればいいのではないだろうか。

やってみたら思いのほか楽しいと感じるかもしれないし。